本来、軍隊とは、シビリアンの下僕であるべきなのだが?w
はたして、そうなのだろうか。
そういう言い方をすると、いやが上にも誤解されそうな気がするが、
誤解して欲しくないのは、ぼくは 「文民統制」 という仕組みを否定している
のではない、ということ。
ただ、その理由が 「ミリタリーがシビリアンの下僕である」 から、ということに
疑問を抱いているというのだ。
現在の志願制の自衛隊という仕組みで、「ただ下僕となる」ために優秀な人材が
志願してくるとは考えにくい。「単なるドM」に現代のハイテク兵器が使いこなせる
とも思えない。
ならば「有能」な「ミリオタ」ならばどうだ、といえば、こんどは有事の際、
その優秀な「兵器を濫用したい」という衝動を抑えられるということを担保できない
可能性がある。
だとすれば、「シビリアン絶対優位」 を担保した上で有能かつ理性的な人材を
自衛隊に送るためには徴兵制を復活させ、「有能かつ理性的な」優秀な人材を
自衛隊に優先的に送り込む、というシステムが効率的だろう。
だが、はたして、そんなシステムを我が国の国民が支持するだろうか。
それなら、「シビリアンが上」 とかの序列にこだわることなく、ミリタリーとシビリアンが
相互に信頼、尊重した上で ミリタリーのガバナンスをシビリアンが行なう という
より理想的なシビリアン・コントロールの姿を模索する方がはるかに建設的
ではないだろうか。
「コントロール」 というと、完全にコントローラがコントロール対象の上位に
立っているように感じられるが、現代では、むしろ対象から与えられる情報によって
フィードバック制御を行うという手法のほうが一般的となっている、
その方がコントロールの精度を高められるからだ。
軍事においてもこのようなシステムは、 AEGIS や AWACS 、各国陸軍の
C4Iシステム として既に実用化されている。
そのような先進システムを配備されている国家においては、各機、各艦、各車輌が
「優秀なセンサー」足りうべく機能しなければならないと同時に、コントローラ側も
高性能でなければならない。
「どっちが上」とか硬直的な考え方をしていては優秀なコントローラには成り得ない
と思うのだ。
というお話でした、ではまた。
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